竹林管理
日本の竹林の概況
日本の竹林面積:漸増中
- 約16.7万ha(2017年)
- 竹林と竹が25%以上侵入している森林の合計面積:約42万ha
推計:森林生態系多様化基礎調査
参考:面積と比率(単位 万ha)
国土 |
森林 |
竹林 |
竹林と 竹侵入森林 |
3,780 |
2,504 |
17 |
42 |
3,780 |
2,504 |
17 |
42 |
対国土比率 |
66% |
0.4% |
1.1% |
出展:林野庁「竹の利活用推進に向けて」(2018)
林野庁「森林資源現況総括表」
「竹」の特性
- イネ科タケ亜科に属する常緑性の多年生植物
- 日本に生育するタケ亜科(タケ類とササ類)は約130種類
- 地下茎の節にある芽から毎年筍が発生、成長は早い(筍の節全てに成長点があり1m/日以上の記録有)
- 地下茎の伸長も速い(5~8m/年)
- 数十年から百数十年に一度の頻度で開花結実し、全て枯死するものや、地下茎は枯れないものもある
- 「竹は」:繁殖力が強い
出展:久本洋子「身近で不思議な竹の生態に迫る」aff(農水省)2021,604:2-3
竹林の管理とは
「見えない地下茎との戦い」=大変
- 適期に こまめに 諦めない
- 資源(筍等)は有効利用する
- 便利な資機材(道具)で効率化する