竹林管理
1.竹林の管理例
ポイント
- 対策時期:主に3~6月
- やること:「筍や幼竹を 1~2週間おきに 掘るか蹴飛ばすか押し倒す」
(細かい再生竹は秋に刈り払う)
- 特徴:簡単 ただし頻繁にやる必要がある
- 筍や幼竹は枝葉がなくすぐ分解するので搬出不要
- 細い再生竹は発生量自体が少なくこれも搬出不要
- 留意点:筍の発生見落としに要注意
- モウソウチクの地下茎は遠くまで伸長する
(竹林から50m離れたところにも筍が発生する)
- 地下茎の伸長も速い(5~8m/年)
- 数十年から百数十年に一度の頻度で開花結実し、全て枯死するものや、地下茎は枯れないものもある
- 「竹は」:繁殖力が強い
実例
春~初夏
3月~6月 林床に発生する筍や幼竹を処理する(イメージ写真)
秋
秋 林床に発生した細い再生竹を刈り払い、ヤブ化を予防
地下茎調査
地下茎試掘箇所(隣家竹藪から約10m)
地下茎試掘状況:
深さ約30cm 直径約50cmの穴を掘った
地下茎:深さ20cm~30cmに3本有り
地下茎に付く筍の側芽(芽子)
地下茎:深さ約30cm 直径約5cm
筍の側芽(芽子):L=2~4cm