「ナラ枯れ」は、 1980年頃から被害がみられ、 主に日本海側を中心に全国で拡大し、 2010年 (平成22年)にピー クに達し、 その後減少傾向で推移していましたが、 近年、 再び被害が増加しています。
神奈川県においては、2017年(平成29年)に初めて箱根町湯本、三浦市三崎町小網代などで被害が確認され、その後ほぼ県全域に拡大しています。
神奈川県におけるナラ枯れ被害発生市町村の推移(被害材積)
100m3未満 | |
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100m3以上300m3未満 | |
300m3以上1000m3未満 | |
1000m3以上 |
平成29年度(2017)
平成30年度(2018)
令和元年度(2019)
令和2年度(2020)
令和3年度(2021)
令和4年度(2022)
年度 | 平成29 (2017) |
平成30 (2018) |
令和1 (2019) |
令和2 (2020) |
令和3 (2021) |
令和4 (2022) 確定値 |
6か年合計 |
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被害市町村数 | 5 | 18 | 21 | 31 | 32 | 30 | 32市町村 (19市12町1村) |
被害本数 | 239 | 1,392 | 1,844 | 19,694 | 28,991 | 22,789 | 74,949 |
被害材積 (m3) |
239 | 977 | 1,195 | 13,059 | 17,449 | 17,045 | 49,964 |
〇被害は令和3 年(2021 年)をピークに減少しています。
〇令和4 年(2022 年)は、県の南側の地域で被害が減少した一方で、北側の地域では被害が拡大し、県内の被害の中心が南から北へと推移しています。
(神奈川県水源環境保全課Webサイトより)